ビアンキ(Bianchi)は、1885年にイタリアのミラノで創業されたブランドで、現在も経営を続ける自転車メーカーの中で最古のブランドです。
現在のビアンキといえば「オシャレでスマートなイタリアのメーカー」というイメージですが、オールドユーザーにとっては「レーシングチームのブランド」という印象が強いです。
1940年にロードレースチームを発足させると、地元イタリアのロードレーサー「ファウスト・コッピ」の活躍により、ビアンキバイクの存在を一躍一流メーカーに押し上げました。
その後も「パンターニ」や「ジモンディ」といった、ロードバイクユーザーなら1度は聞いたことのある名選手がビアンキバイクにまたがりました。
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ビアンキを象徴する「チェレステカラー」
イタリア語で「天空」を意味する「チェレステカラー」は、ビアンキといえばチェレステカラーと言われるほど有名なカラーであり、その爽やかな水色は多くのユーザーを虜にしています。
但し、イタリア直輸入品だけあり、日本では自分の気に入ったモデル、カラーがなかなか手に入りにくいのが特徴です。
もともと入荷台数が少ないことに加え、近年のクロスバイクブームとともに、ビアンキ人気も高まり、入手未定が相次ぐなど、ビアンキブランドの「レア感」により拍車をかけています。
Bianchi ROMA 2(ビアンキ ローマ 2)
- 価格:73,500円
- 重量:10.57kg
- ギアの枚数:2✕9
- タイヤの幅:28c
ビアンキのクロスバイクといえば「CAMALEONTE(カメレオンテ)」であり、私自身もカメレオンテユーザーでありますが、当ブログでもカメレオンテは何度も取り上げており、今回はビアンキを代表するもう一台のクロスバイク「ROMA 2(ローマ)」をご紹介します。
[参考]Bianchi CAMALEONTE(ビアンキ カメレオンテ(内部リンク)
Bianchi ROMA 2(ビアンキ ローマ2)は、豊富なカラーリングとサイズが人気で、日本では入手困難なクロスバイクです。
CAMALEONTE(カメレオンテ)よりも、スピードタイプ特性を強調したモデルのスピードバイクで、変速系統は「2✕9変速」、メリハリのあるスピード感を実現するため、アルミフォークが採用されています。
ROMA2の上位モデルは「ROMA」、下位モデルが「ROMA3」と、少々わかりにくいラインナップとなっていますが、クロスバイク初心者向けのスピードバイクとしては「ROMA2」がベストな選択です。
CAMALEONTEよりも入荷台数が少なく、私自身も馴染みのサイクルショップで、納車前のROMA2をたまたま乗せてもらっただけになります。
キビキビとしたスポーツバイクらしい走りは、ビアンキのロードバイクチームとしての側面を体感したようでした。