ギアやチェーンのメンテナンス(注油の仕方)

クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクは、基本的に小まめにメンテナンスして乗る自転車です。一般的なママチャリとは違い、メンテナンスしないで放っておくとあっという間に乗れなくなってしまいます。

自転車はペダルを漕いで前に進む乗り物です。

ペダルで漕いだ力でクランクを回し、クランクについているフロントギアが回ることで、チェーン、ディレーラーが回り、タイヤが回ります。

クロスバイクで道路を走行すると、タイヤ回りを中心に汚れが発生します。
よく晴れて道路が乾いている日に走っても、ギアやチェーンを中心にホコリや汚れが付着します。

ギアやチェーンに付着したホコリや汚れをそのままにしておくと、だんだんと固着していき、コンポーネントの動作不良や故障に繋がってしまいます。

タイヤの空気圧調整のように、クロスバイクに乗る前に毎回やる必要はありませんが、チェーン専用のクリーナーと潤滑油を購入して、気づいた時に自分でメンテナンスできるとよいでしょう。

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チェーンクリーナーでチェーンの洗浄

ギアやチェーンのメンテナンスと言っても全然難しいことではありませんし、面倒なことでもありません(笑)

チェーン専用のクリーナーと潤滑油があれば、ものの5分~10分で終わってしまう簡単な作業です。

私は、チェーンの洗浄には「KURE クレ チェーンクリーナージェット」を使用しています。

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チェーンの上にウエス(※)を敷いてチェーンクリーナーを噴きつけます。
ホコリやクリーナーが飛び散りやすいので、ウエスでしっかりガードします。
※ウエスとはタオルや布などのことです。私はいらなくなった綿のTシャツを使用しています。

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チェーンの内側にしっかりとクリーナーを噴射します。

チェーンを空回ししながら「クリーナーを噴射→ウエスで汚れを拭き取る」を繰り返します。
ウエスで拭き取る時は汚れやホコリが残らないようにしっかり拭き取りましょう。

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前回噴射したチェーン潤滑油の残りや汚れで真っ黒になります。着ている服を汚さないように気をつけましょう。私は汚れてもいい格好をしてメンテナンスします。

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チェーン専用の潤滑剤を注油

チェーンの潤滑剤は「KURE クレ チェーンルブ セミウェット」を使用しています。

潤滑油は各メーカー様々なものが販売されていますが、必ずチェーン専用のものを使用しましょう。一般的な潤滑油と比較して、長く付着する耐久性や、チェーンとギアの摩耗を防ぐ潤滑力が全然違います。

また、チェーンの内部まで浸透して、サビの発生しやすいチェーンの繋ぎ目もしっかりガードしてくれます。

数あるチェーン専用潤滑剤の中でも、私が使用している「チェーンルブセミウェット」はお勧めです。

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クリーナー同様、他の場所にかからないようにしっかりウエスでカバーして、チェーンにしっかり吹き付けます。

チェーンを空回ししながらチェーン全体に潤滑油を吹き付けます。
チェーンに浸透させるために5分~10分待った後に、余分なオイルをウエスで拭き取りましょう。

潤滑剤を塗布する場所は?

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チェーンを中心に、前後のディレーラー(ギア)、プーリーのベアリングなどに潤滑剤を吹き付けます。
また、ボルトのネジの頭などに吹いておくと、サビ防止にもなります。
但し、吹き付けたままだと当然のことながら滑りやすくなっていますので、ウエスやティッシュでしっかりと拭きとっておきましょう。

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