Tern(ターン)と言えば、Verge(ヴァージュ)に代表されるように、折りたたみ自転車が有名なブランドです。
ミニベロ好きの日本人にも人気があって、街中でもよく見かけます。
そんなターンから、2016年モデルとして新たにクロスバイクが登場したのですが、デザイン・スペックともに街乗りクロスバイクとしては完成度が高くて、思わず紹介したくなりました。
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街乗りに最適!Tern Rally(ターンラリー)
ターンから発売された街乗り自転車「Rally(ラリー)」
・フレーム:クロモリ
・変速:1×8
・タイヤ:650C
・価格:69,000円
デザインとカラーが秀逸です!僕好み!
細身のクロモリフレームが街乗りによく似合いますね。
太めなガッチリとした王道クロスバイクもいいのですが、街乗りメインは細身のフレームがよく映えます。まあ、単に僕がクロモリフレームが好きというのもありますが。。。
参考:FUJI BALLAD(バラッド)でクロモリフレームを楽しむ
あとはカラーリング。
落ち着いたボルドー色が主張しつつも派手すぎず、でも他のクロスバイクにはないカラーで、上品な個性の出し方という印象でこれもGOOD!
日本人の体型合ったサイズ感
デザインやカラーリングだけじゃなくて、乗り心地もいいです。
日本人の体型に合ったサイズ感で、一般的なクロスバイクに採用される700Cホイールよりも小さい650Cを採用。小柄な人でも無理なく乗れて、街乗りに重要な漕ぎ出しの軽さを実現しています。
650Cホイールのクロスバイクの中には、ママチャリに近いようなモッタリ感が出てしまうこともあるけど、ラリーに至ってはそれは無し。
乗車したときのスタイルも、上品かつ美しい印象です。
細部も突き詰めたこだわり
値段のわりに細部にも妥協しないこだわりがあります。
クラシックな雰囲気を盛り上げるレザーグリップ。使うほど手にフィットする上質なつくりで、クラシカルなスタイルにピッタリです。
シフトチェンジも、クラシックなスタイルによく合うサムシフターを採用しています。
グリップやシフターといった細かい部分だけど、細かい部分のこだわりがあるからこそ、平凡なスタイルにならないオシャレなクラシックスタイルを実現しているのだと思います。
ブランドの「tern」のプレートも、クラシックスタイルを損なわないフォントと存在感。でも、これがワンポイントであるからこそ普通にならない味わいがあるんですよね。
細部のデザイン、スタイル、カラーリングはクロモリフレームならではですね。
参考:GIOS AMPIO(ジオス アンピーオ)はやっぱりカッコいい!
乗り出しやすさが心地いい!
実際に試乗して感じるのは、乗り出しやすさの心地よさ。
ホイールが650Cと小さめなので、乗り出しはさすがに軽い!
街乗りはストップ&ゴーを繰り返すし、小柄な女性でも疲れることなくスムーズで心地よい乗り出しが実現できるはずです。
スピードの疾走感は、さすがに通常のクロスバイクよりも弱い部分。
高速域の安定感はあるのですが、そこまでの加速力は650Cホイールでは仕方ないところ。
なので、あくまでもメインは街乗り。休日もスピードを出してガンガンロードを楽しむというよりも、ゆっくりとサイクリングを楽しむ使い方がおすすめ。
意外と良かったのがサムシフター。
シフトチェンジもスムーズで、ストレスを感じることなく自然に切り替えができます。街乗りだから、走っている時のシフトチェンジも結構重要です。
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今、オシャレな街乗り自転車が欲しいというのなら、間違いなくTern Rally(ターンラリー)がおすすめ。
僕は休日のツーリング目的にもクロスバイクを乗っているけど、「街乗りメインでサイクリングも楽しみたい、オシャレなスタイルが欲しい」という人には、絶好のクロスバイクですね。