Panaracer パナレーサー グラベルキングを使ってみた

Panaracer(パナレーサー)からグラベルロード用に販売されているタイヤ「GRAVEL KING(グラベルキング)」

グラベルグラインダーなど、最近のオフロード走行の需要の高まりとともに、ロードバイク・クロスバイクのタイヤで有名なパナレーサーから満を持して登場しました。

私は以前からオフロード走行には興味があり、クロスバイクで地元の山にツーリングに行くと、雰囲気よさそうな林道を走ってみたい衝動に駆られていました。
[参考]グラベルグラインダーに注目しています

クロスバイク用の細いタイヤでは、あっという間にパンクして終わることがわかっていたので試すことはありませんでしたが、今回、パナレーサーのグラベルキングを履いてオフロード走行を楽しんできました。

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パナレーサー グラベルキング 32C用はブロックタイプ

Panaracer GRAVELKING(パナレーサー グラベルキング)は、700×23C、26C、28C、32Cの4種類で、700×23Cから28Cまではオンロードを意識したミックスパターン、700×32Cはグラベル走破性を意識したブロックパターンが採用されています。

私が購入したのは32Cのブロックパターンのタイヤ。

gravelking1

まず気になったのが、オンロード(舗装路)での走行性能。

マウンテンバイクのように、もったりとした重い感じならないか気になりました。
オフロードを走ると言っても、林道に行くまでのほとんどの道がオンロードです。さすがにクロスバイク乗っていて、オンロードでの重さが気になるとちょっとストレスになるかなーと思っていました。

グラベルキングはオンロードでの走行でも違和感なし。
32Cのブロックタイプでも、オンロードで軽く走るには十分許容範囲内です。

もちろん直線のスピード直進性やコーナリングの挙動は、オンロード専用のタイヤにはかないませんが、それは結構攻めた時の走り方。

普通にツーリングしたときの重さは一切感じないし、発進・加速もスムーズに行うことができます。

オフロードでの走行性能は?

地元の山の林道を走ってみました。
林道と言ってもそこまで起伏の激しいコースではありませんが、オール砂利道で普通のクロスバイクのタイヤだととても乗り続けることはできないコースです。

走りだして感じたのは、手や体に伝わってくる衝撃が少ないこと。いわゆるダイレクトに伝わってくる硬さが全くありません。

これは32Cのブロックタイヤの効果が大きいのでしょう。

タイヤのブロックが上手く衝撃を分散し、体や腕に伝わってくる衝撃・振動を軽減してくれているのだと思います。

gravelking2

製品仕様の説明では

走行性能を追求し耐久性、耐摩耗性が強化されたZSGコンパウンドを採用。
軽量化を追求し、超軽量極細コードのAX-αコードを採用。
耐パンク性能を追求し、補強材をタイヤ全面に装備したアンチフラットケーシングを採用するなど、キングの名にふさわしい仕様となっています。

と説明しているとおり、耐久性も問題なさそうです。

30分くらい林道コースを楽しんだのですが、パンクはもちろんなし。その後の走行にも影響はなかったですし、何より耐久性・耐摩耗性もありそうです。

ツーリングが終わりタイヤチェックをしたのですが、1回2回で終わるようなタイヤではなく、何回も使うことができるタイヤだと思います。

クロスバイクの普段使いのタイヤとして使えるか?

このタイヤを普段使いとして使うか?というと普段使いには使わないです。

やはりクロスバイク用のフラットタイヤと比べてしまうと、走行性能の差がハッキリ出ます。これはクロスバイクに乗り慣れている人やロードバイクに乗る人なら、より顕著に感じるでしょう。

ただ、私が使用したのは32Cのブロックパターンですので、28C以下のミックスパターンなら、オンロードの走行性能も32Cよりは良さそうですね。

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私は、オフロードツーリングをしたくなった時に、グラベルキングに履き替えてツーリングに行くというのをしばらく楽しみたいと思います。

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