クロスバイクを選ぶ理由は人それぞれです。
価格、デザイン、カラー、走行性能、トータルバランス。
ロードバイクに比べれば安いとはいえ、それでも気軽に購入できる値段ではないですから、できるだけ自分の気に入った納得した一台を購入したいですよね。
私自身、今現在乗っている「Bianchi CAMALEONTE 5(ビアンキ カメレオンテ5)」が3台目のクロスバイクとなりますが、3台目とはいえ購入するときはやっぱり迷いました。個人の性格もあるでしょう。
最終的にビアンキのカメレオンテを選び、乗り始めて1年半が経過しますが、今でも気に入っている1台ですし、購入した後に後悔したり、他のブランドの自転車にすればよかったと思うこともありません。プラスでもう1台欲しいと思うことは何度もありますけど(笑)
一度も飽きずに愛着をもって乗れているのは、自分なりのこだわりを持った選び方をしたからだと思っています。
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デザイン・カラーリングを重視
私は、ビアンキ カメレオンテに乗る前に2台のクロスバイクを乗り継いでいますが、両方ともTREKのFXでした。
初めてクロスバイクを購入した7年前は今ほど選択肢が多くなかったし、TREKの走りを求めた武骨なスタイルが気に入って2台ともブラックを選んで乗っていました。
近年、クロスバイクやロードバイク人気に伴い、クロスバイクも各メーカーから様々な車種やカラーが販売され、街乗りで走っているクロスバイクもカラフルなものが多くなってきました。
私のクロスバイクの利用シーンは、週末のロングライドだけではなく、平日の通勤で乗る街乗りもメインだったため、ここらでオシャレなデザインとカラーリングのクロスバイクが欲しくなってきました。
そのため、まず重視したのがデザインとカラーリングであり、直感的に気に入ったのが、ビアンキ カメレオンテのデザインとチェレステカラーだったのです。
走行性能も求める一段上のクロスバイク
ビアンキ カメレオンテを購入するまで、クロスバイクはTREKのFXに乗っていたし、ロードバイクも購入して「走りを追求した自転車選び」をしてきました。
カメレオンテに買い替えるにあたり、「デザインも走りもとにかく楽しみを追求したい」と思っていたので、その乗り心地は大いに気になっていました。
ビアンキ カメレオンテは人気車種でなかなか実車に乗る機会がありません。
カメレオンテ自体は置いてあるサイクルショップが増えてきたのですが、自分の欲しいバージョンやカラーリングが置いてあるとは限らないので、試乗会を利用したり、実車が置いてあるサイクルショップを探す必要があります。
同じカメレオンテなら、乗り心地や走行性能の違いはありますが、自転車にまたがった感じは変わらないと思いますので、近場で試乗会がなかったり、サイクルショップもない場合は、異なるバージョンで乗ってみた感触を確かめるのもいいと思います。
私は運よく、お世話になっているサイクルショップの店長のつてで、購入前に欲しいバージョンとカラーのカメレオンテに乗ることができました。
カメレオンテ5に初めて乗ってみた感想は「乗りやすいクロスバイクだな、これ」でした。
走行性能が高くて、乗り心地も快適。
ハンドリングがゆったりしているので、体全体で楽にポジション取りができます。
走りに関しては、スポーツバイク寄りでもなく、シティ車よりでもなく、まさにクロスバイクの王道。走行性能と乗り心地のトータルバランスの良さが際立っていました。
また、フレームの造作やチェレステカラーのカラーリングが美しく「一段上のクロスバイク」といった印象でした。
パーツやコンポーネントなど一つ一つに着目すれば、同価格帯でカメレオンテよりもいいパーツを使用している自転車もありますが、全体的なパーツの組み合わせバランスが良く、単純に「乗っていて気持ちのいいクロスバイクだな」と強く感じたのが決め手となりました。
クロスバイクを評価する場合、どうしてもコストパフォーマンスや使われているパーツの種類にこだわりがちです。
それはそれで間違いではないのですが、それらレビューは参考程度にとどめておいて、自分の求めるものと評価基準をしっかり持って選ぶことが、クロスバイク選びには一番重要であると思っています。